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神舟8号、「天宮1号」と初のドッキングを行う(生中継)



 中国の無人宇宙船「神舟8号」は北京時間1日5時58分に打ち上げられ、予定の軌道に入った。3日早朝にドッキング目標機「天宮1号」と初のドッキングを行う。

 現在、2つの宇宙機は安定した飛行を続けており、ドッキングの要求を満たしている。最新の情報によると、北京時間3日1時40分現在に、2つの宇宙機は捕獲、緩衝、結合、固定という一連の動作を行った。

 中国航天科技集団公司空間技術研究院宇宙実験室システム総体主任設計士の魏伝鋒氏によると、神舟8号は打上げられて軌道に乗った後、まず地上からのコントロールと自律制御により軌道変更を行いつつ天宮1号に接近する。2つの探査機は宇宙空間でランデブー・ドッキングを行い、しばらくの間共に飛行した後再び分離し、天宮1号は元の軌道に戻って引き続き飛行を続け、次の任務を待つ。一方の神舟8号は地球に帰還する。

 ▽高速で移動する中でのドッキング、多くの試練

 ドッキングの技術は理論上では主に軌道ダイナミックスと制御理論が基礎となっているが、実際に実現するのは容易いことではない。中国は海外の成熟した技術を導入したことがなく、ゼロから研究をスタートするしかなかった。

 中国有人宇宙飛行プロジェクトの周建平・総設計師はによれば、以下の3つの試練に直面したという。

 第1の試練は測量だ。2つの宇宙機の距離がわずか数十キロにまで近づいた時、観測制御ネットワークはそれぞれの相対的な位置をそれ以上正確に取得することができなくなる。このため、宇宙機同士が相互に感知し合い、徐々に接近しなければならない。マイクロ波レーダー、レーザーレーダー、画像測定など世界最新鋭の技術を採用しているものの、地上では宇宙空間を完全に再現することができないため、成功するかどうかは今回のテストで初めて検証される。

 第2の試練は制御だ。まず、制御の精度という点から見ると、ドッキングの前には、神舟8号を天宮との横方向のずれがわずか数センチ以内の範囲にコントロールしなければならない。また、今回打上げられる物は1キロ、1グラムの重さにいたるまで、全て綿密に計算されている。

 第3の試練はドッキングだ。複雑な測量と制御を経て、2つの宇宙機はますます接近する。最も緊張する瞬間だ。フック状をした宇宙機上の捕捉機関がもう一つの宇宙機を捕捉する。その後の引き寄せ、ロックなどの一連の動作は一気に行われなければならない。もし少しでもミスがあれば、毎秒7.7キロのスピードで飛行する宇宙機が重大な事故を招く可能性もある。

 「人民網日本語版」2011年11月3日

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