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MARS500完了 閉鎖環境における人体の極限に新たな認識

任務成功を祝う王躍氏ら6人のクルー=8日

 このほど模擬火星旅行実験「MARS500」の任務を終え、外部から隔離されたモジュールを出た6人のクルーは8日、初めてメディアのインタビューに答えた。中国テストチームは「この520日間で蓄積した大量の研究データから、閉鎖環境での人の身体能力の極限に関するデータで新たな認識を得た」との見方を示した。中国側は、長期的な閉鎖環境における人体機能の中国医学的見地からの分析、生体リズム、酸化ストレスの規則性などに関するプロジェクトを実施し、初歩的な認識を得た。中国新聞社が8日に伝えた。

 中国宇宙飛行士科学研究訓練センターの李瑩輝・副総設計師は「中国医学的分析を含む3つのプロジェクトは、最も中国の特色ある研究プロジェクトだった。テストでは大量のデータが得られ、中国の宇宙医学研究のさらなる深化に向け、高い価値を持つ根拠が得られた」としたが、一方で「現在これらのデータは分析中であり、成果が得られるまでにはまだ時間がかかる。また、この実験は人に関わるため、全ての参加国・参加者が国際的な倫理的要求を遵守しなければならない。全てのテストデータについて、まずクルーのプライバシーを保護する必要がある。これは国際的な慣例だ。次に、データの共有面だが、プロジェクト参加国は一部のデータを共有できるが、このデータは科学研究の範囲内でしか使うことができない」とした。

 中国テストチームの実施した中国医学分析プロジェクト、生体リズムと酸化ストレスプロジェクト、心理学プロジェクトはいずれも所期の目標を達成し、初歩的な認識を得たほか、異なる文化背景を持つクルーの相手に対する受け入れ度について理解を深め、長期的な有人宇宙飛行における医療モニタリング技術の経験を蓄積した。(編集SN)

 「人民網日本語版」2011年11月9日

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