質検総局 昨年の自動車クレーム、自然発火のクレームが増加
中国国家質量監督検験検疫総局(質検総局)が発表した統計によると、2011年の自動車製品に対する消費者からのクレームのうち、新車の故障に関するものが最も多く、自動車の自然発火に関するクレームの増加率が最大となった。
2011年、中国の自動車生産台数は再び1800万台を超え、中国は2年連続で世界最大の自動車生産国となった。新車台数の大幅増加と新車価格の下落に伴い、新車の品質問題がますます重視されるようになっている。国内最大の自動車製品欠陥問題収集プラットフォームの統計によると、2011年、自動車製品に対する消費者からのクレームのうち、新車の故障に関するものが最多となった。
データによると、中国人消費者の自動車購入はますます理性的になっている。消費者が新車購入の際に注目する点はこれまで、価格や外観などの表面的な要素が多かったが、最近はエンジン技術が成熟しているかどうか、エアバッグの数など安全性への注目も高まってきた。相次ぐ自動車品質問題を受け、質検総局はまもなく自動車市場を規範化するための法律法規を打ち出す予定だ。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年1月12日