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天宮1号、宇宙船「神舟9号」と有人ドッキング実施へ

 宇宙船「神舟」の初代総設計師である戚発ジン氏(中国工程院院士、国際宇宙航行アカデミー会員、全国政治協商委員)が1日に明らかにしたところによると、中国の宇宙ステーションは2020年をめどに完成が予定されており、コアモジュール、実験モジュール、有人宇宙船、貨物輸送宇宙船などからなる。中国は2020年までに、次世代大型キャリアロケットを使ってまず宇宙ステーションのコアモジュールを打ち上げ、その後その他のモジュールを次々に宇宙に送る。これらのパーツがいつ打ち上げられるかはまだ未定だという。新華網が1日に伝えた。

 中国の有人宇宙飛行プロジェクトは3段階で進められる。第1段階は有人宇宙飛行で、複数人による複数日間の宇宙飛行、および安全な帰還と正確な着地を実現する。この任務はすでに神舟5号、6号で実施され、無事に完了している。現在行われているドッキング目標機(宇宙実験室)「天宮1号」の任務は第2段階であり、宇宙ステーションの建設は第3段階となる。

 戚氏によると、宇宙実験室を建設する第2段階では、以下の4つの重要技術を把握しなければならない。1つ目は船外活動。この任務はすでに神舟7号で実現し、中国は船外活動技術を把握した世界第3の国となった。2つ目はランデブー・ドッキング。神舟8号と天宮1号はすでに無人ドッキングに成功している。次に打ち上げられる神舟9号は有人ドッキングを実施し、最終的に地球に帰還する予定。3つ目は補給だ。中国は貨物輸送宇宙船を開発し、水、酸素、設備、推進剤などの補給を行う。4つ目は再生式生命維持システムの構築だ。宇宙ステーションでは宇宙船による補給だけに頼るわけにはいかないため、生命維持システムの開発が必須だ。水の使用を例にとると、宇宙飛行士の汗や廃水、尿などを再生・浄化し、循環使用する必要がある。また、酸素の製造に向けた取り組みも行われる。

 これら全てが実現して初めて、有人宇宙飛行プロジェクトの第3段階、すなわち宇宙ステーションの建設に取り掛かる条件が整う。戚氏によると、宇宙ステーションには長期的に人が滞在し、使用寿命は約10年に達するという。ロシアの国際宇宙ステーションが2020年ごろに使命を終えた後は、中国の宇宙ステーションが人類唯一の宇宙ステーションとなる。中国はすでに、宇宙ステーションで世界の科学者と共に協力していくことを宣言している。(編集SN)

 「人民網日本語版」2012年3月2日

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