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中国の大型風洞装置、航空機のフラッタ試験に成功

 アジア最大となる8m×6mの大型風洞装置でこのほど、フルモデルフラッタ試験用懸垂装置を使ったフラッタ試験に成功した。これにより、中国は大型風洞装置でフルモデルフラッタ試験を実施する能力を初めて備えたこととなる。同装置は、航空機のフラッタ特性が空力弾性条件と耐空性基準を満たしているかどうかを検証するものであり、航空機の飛行エンベロープ確定に向けて重要な根拠を提供する。科技日報が19日付で報じた。

 フラッタとは、空力、弾性力、慣性力などによる自励振動を指す。航空機の速度が臨界値を上回った場合、振幅が急速に大きくなって航空機構造が破壊される恐れがあり、国内外でこれによる多くの死亡事故が発生している。このため、航空機開発の過程においてフラッタ試験は欠かせない。

 同懸垂装置は2009年に開発がスタートした。ピッチ、ヨー、ロールなど5方向の自由度を有し、空中における航空機の動きをリアルに再現できる。同システムの性能を審査するため、課題グループがある航空機のフルモデルフラッタ試験を行ったところ、同システムは安定的で、モデルに対する空力干渉と質量付加が少なく、先進的なフルモデルフラッタ試験装置であることが明らかとなった。これにより、中国の大型風洞施設はラージスケールモデルを使ったフラッタ試験の能力を備え、空力弾性試験の研究に向け新たなステップを踏み出した。同施設はまた、中国の大型航空機開発に向け技術的サポートを提供することとなる。(編集SN)

 「人民網日本語版」2012年3月19日

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