浪潮集団が自主開発したPB(ペタバイト)級の高性能大容量記憶システムが3月、国による検収に合格した。これは「第11次五カ年計画(2006-2010年)」および、「863計画(ハイテク研究発展計画)」の重大プロジェクト、「大容量記憶システムのキーテクノロジー研究」の成果である。人民日報海外版が3日に報じた。
中国がマルチコントローラ・スイッチ構成の記憶システムを開発したのはこれが初となる。中国はこれにより、ハイエンドメモリ分野でゼロからの突破を果たし、市場と技術が長期的に国外メーカーに占領されてきた局面を打開した。また、中国は米国と日本に続き、世界で3番目にハイエンドメモリのキーテクノロジーを掌握した国となった。
中国のこれまでの技術では、メモリコントローラを2つ搭載するデュアルメモリコントローラ構成が最大だったが、大容量記憶システムでは、メモリコントローラを8つ搭載するシステムの開発が目標とされた。その接続の複雑さはデュアルメモリコントローラの16倍にのぼり、さらにシステムの性能と信頼性を保障することは非常に困難だ。
浪潮は3年間の研究の末、国内初となる8つのメモリコントローラを搭載するシステム構成を開発、国産大容量記憶システムのゼロからの突破を果たし、EMC、IBM、日立に続き、同システムを自主開発した4番目の企業となった。
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