中国 世界モバイルインターネット市場の中心に
5月10日に開幕した2012年グローバル・モバイル・インターネット大会(GMIC)において、UC優視のユ永福・董事長兼CEOは「UCブラウザの北米iPhone版が本日公開される。当社は2カ月以内に北米事務所を立ち上げ、正式に米国市場に進出する」と発表した。人民日報海外版が11日に報じた。
UC優視は携帯電話用ブラウザの大手で、すでにインド・ブラジルなどに進出を果たしている。ユ永福CEOは現在、大規模な発展計画を描いている。「UCは今後、国際市場の開拓に力を入れていく」。
UCの今回の発表は正に、盛り上がりつつあるモバイルインターネット市場の中で、グローバル化の夢を抱く中国企業を代表している。
ユ永福CEOは「中国は今や、世界モバイルインターネットの市場の中心地となった。世界の半数以上の携帯端末は中国で製造されているし、世界10大モバイルキャリアのうち、2社は中国企業だ。中国のモバイルインターネット利用者も世界一を誇る」と述べた。
UCブラウザはすでに7カ国語のバージョンが公開されており、海外のアクティブユーザーは4千万人を突破、150カ国・地域をカバーし、インドでは20%以上のシェアを誇っている。