クラウドテレビ、クラウドエアコン、クラウド携帯--。あちこちで耳にする「クラウド」という言葉に、困惑している消費者も多い。しかし「クラウドコンピュータ」は分かりやすい。モニターと小さなセットトップボックスさえあれば、普通のパソコンと同じインターフェースで使え、ネットにもアクセスできるのだ。
まもなく23歳になる「天才少年」、談天霆氏は20日、自ら開発した「クラウドコンピュータ」を発表するため、北京にやってきた。北京市民は来年にも同製品を体験できるかもしれない。北京晨報が報じた。
▽仮想デスクトップよりも使いやすい
クラウドコンピュータは2009年に流行した仮想デスクトップの概念と良く似ているという人がいる。談氏によると、クラウドコンピュータは仮想デスクトップと比べ、以下のメリットを持つという。
(1)使用方法が簡単。仮想デスクトップは複雑で、プロトコルやアクセス端末を選択する必要があり、また互換性を考慮しなければならないなどの問題が存在する。
(2)保守管理が簡単。管理者権限をユーザーに渡すこともできるため、中小企業は専門の保守管理者を雇う必要が無い。
(3)コストが安い。コストは仮想デスクトップの約半額に抑えられる。
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