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中国、2015年めどに「量子通信衛星」の打ち上げ目指す

 潘建偉氏など中国の科学者はこのほど、世界で初めて伝送距離100kmの量子テレポーテーションに成功し、世界初となる「量子通信衛星」の打ち上げに向け技術基盤を築いた。同成果は世界的に権威のある学術誌「ネイチャー」の8月9日号にに掲載された。新華網が報じた。

 量子情報はその伝送効率と絶対的な安全性から次世代ITを支える研究になると見られており、 世界の物理学研究の最前線、焦点分野にもなっている。中国科学院は量子もつれ、量子メモリーなど核心分野における過去10年間の中国によるブレークスルーを基礎に、2011年から 「宇宙科学戦略的先導科学技術特別プロジェクト」を始動。2015年をめどに世界初の「量子通信衛星」打ち上げを目指している。

 中国科学技術大学教授の潘建偉氏、彭承志氏、陳宇コウ氏、中国科学院上海技術物理研究所の王建宇氏、光電技術研究所の黄永梅氏などの共同チームは2011年10月、青海湖で初めて伝送距離100kmの量子テレポーテーションに成功した。同実験により、地上から衛星への量子テレポーテーション、および衛星から2つの地上ステーションへの量子テレポーテーションがいずれも可能であることが証明され、衛星による広域量子通信に向け技術基盤を築いた。

 研究チームメンバーの彭承志氏は「エネルギー損失の大きい地上で100kmの伝送に成功したということは、エネルギー損失の小さい宇宙では伝送距離は1千キロメートル以上に達する。これにより、量子通信衛星による遠距離情報伝達問題が基本的に解決された」と語る。量子通信衛星のコア技術でブレークスルーを果たしたことで、グローバル量子通信ネットワークの構築に向けた実行可能性が高まった。(編集SN)

>>中国、100kmの量子テレポーテーションに成功

 「人民網日本語版」2012年8月16日 

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