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ノーベル賞選考委員を悩ます「神の粒子」発見 (2)

 この発見が物理学界の最高賞を受賞できるかどうかは、発表まで誰もわからない。しかし、発見された粒子はまだ公式にヒッグス粒子であると確認されたわけではなく、一部の関係者らは態度を保留している。ヒッグス粒子ではない可能性もごくわずかながら確かに存在するためだ。キングス・カレッジ・ロンドンの理論物理学者、ジョン・ エリス氏は「ヒッグス氏はいつかノーベル賞を受賞するだろう。しかし今年ではない。まだ最終的に実証されていないからだ」と指摘する。

 また一方で、ヒッグス粒子であると確定されたところで、誰がノーベル賞を受け取るのか?という疑問の声もある。理論的には1964年、6人の物理学者が4カ月の間に同理論に関連する一連の文書を発表しているが、それぞれの研究は他人の研究を基にしたものだ。粒子の発見のプロセスとなるとさらに複雑だ。数千人の物理学者がCERNで研究に従事している。

 このように、この発見がノーベル賞を受賞するとしても、誰に賞を授与するか決定しなければならないという問題がある。フランス原子力委員会の物理学者・クライン氏は「ヒッグス粒子が最終的にノーベル物理学賞を受賞することはほぼ間違いない。ピーター・ヒッグス博士、同時期に同様の理論を発表したフランソワ・アングレール博士、CERNの3者に賞を授与するのはどうか」と建議する。ノーベル賞の受賞者は、1つの賞につき1年で最大3人(機関)の枠があり、かつ生存者にかぎられる。(編集SN)

 「人民網日本語版」2012年10月9日 

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