2012年12月19日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:33 Dec 19 2012

チャットアプリ「微信」 中国がネット革命を先導か

 テンセントのチャットアプリ「微信」は、1.0版から4.3版に至るまで、アップグレードのたびに利用者に喜びをもたらしてきた。ユーザー数は2億人を突破したが、イノベーションが大きな功績を果たしたと言えるだろう。微信の海外版「WeChat」は東南アジアで流行しており、欧米にも進出している。WeChatは世界的なネット流行ツールになりつつある。国際金融報が伝えた。

 海外メディアは、「微信は、中国のネット関連商品は世界に進出できないという定説を覆し、世界アプリ市場で一定のシェアを占めている」と伝えた。

 微信は1.0版から4.3版の間に、中国から世界へと進出したが、同時に開放の道を歩み始めた。

 テンセントの張小龍高級副総裁は、「微信は業界全体に対して理想的な通信開放プラットフォームを提供する。すべての第3者は同プラットフォームを通じ、価値あるアプリをより多くのユーザーに提供できる」と語った。微信は今年5月15日に、第3者に対してAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を開放し、「会員カードのスキャン」機能を提供し、二次元バーコードを通じたO2O(オンラインツーオフライン)マーケティング方式を試みている。

 テンセントはO2Oで、「二次元バーコード+アカウント+LBS+決済+つながり」という、閉ループ式のビジネス方式を構築した。道路状況の確認、クレジットカードの管理、ホテル予約、出前、共同購入等のアプリが微信を通じて提供されている。微信ナビゲーションサイトも開設された。

 微信は完備されたプラットフォーム枠組を提供し、ユーザーの資源とつながりを開放する。この開放されたプラットフォームにおいて、創業者はより良いコンテンツ、製品、商品、サービスをユーザーに提供することに専念でき、管理やマーケティング等の問題に頭を悩ます必要はない。サーバーの安定性、帯域幅、演算能力、ユーザーのプライバシーの安全性等の問題についても、同プラットフォームに解決を委ねることが可能だ。(編集YF)

 「人民網日本語版」2012年12月19日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古