中国の衛星測位産業 2020年の生産額は4千億元に
中国衛星測位学術年次総会科学委員会執行主席の楊元喜氏(全国政治協商会議委員、中国科学院院士)は4日、「中国の衛星測位産業の生産額は、2020年に4000億元(約6兆円)に達し、国内衛星測位市場への貢献度は60%に達する見通しだ。第11次五カ年計画(2006-2010年)以来、中国衛星測位産業の年間平均成長率は35%を上回っている」と語った。現在、測位衛星システム・北斗(計14基)の配置が完了し、中国および周辺地区における測位サービス能力を備えた。衛星測位用チップやアンテナなどのコア技術が画期的な進展を達成し、商品化を実現した。北斗システムはすでに、交通、災害予測、緊急救助などの各分野で重要な役割を果たしている。人民日報が伝えた。
国産の衛星測位部品を使用することで、莫大な経済・社会効果がもたらされる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月5日