パソコン販売不振、20年ぶりの下げ幅に
【中日対訳】 今年の世界パソコン出荷台数は過去4年間で最低水準となっており、前年同期比で10%以上減少している。アナリストは、「パソコン販売台数の減少の主因には、タブレットPCやスマートフォンの人気、およびユーザーのWindows8に対する不慣れなどが含まれる」と分析した。人民日報が伝えた。
米IT専門調査会社IDCが4月10日に発表したデータによると、今年第1四半期の世界パソコン出荷台数は、前年同期比13.9%減の7630万台で、4四半期連続の減少となった。この数値は、IDCが1994年よりパソコン販売台数を発表開始して以来、四半期ベースとしては最大の下げ幅だ。米コンサルティング大手ガードナーが同日発表したデータも、「寒気」を感じさせるものだった。そのデータによると、今年第1四半期の世界パソコン出荷台数は11%減となり、2009年中期以来で最少となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年4月12日