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中国電子商品市場 5年内に米国を抜き世界一に

 中国工業・情報化部(工業・情報化省)科学技術情報研究所の洪京一所長はこのほど成都市で、「新興国は世界電子情報産業の発展をけん引する新たなエンジンになる。中国は3-5年内に米国を抜き、世界最大の電子商品市場になるだろう」と述べた。経済参考報が伝えた。

 4月11日に開催された第11回中国国際ソフト提携商談会において、洪所長は「2012世界情報技術産業発展年度報告書」を発表した。同報告書は2012年の世界電子情報産業の発展状況を、全面的かつ詳細に分析した。

 洪所長は、「さまざまな要因を受け、2012年の世界電子情報商品製造業の生産・販売の増加率がさらに低下した。世界電子情報産業製造業の生産額の増加率は2011年に4.8%に達したが、2012年は1.54%のみとなった。細分化された各製品の生産額の増加率も、いずれも5%未満となった。そのうち消費電子商品などはマイナス成長となった」と指摘した。

 同報告書は、先進国の電子情報商品市場が低迷し、新興国が産業の成長の重責を担っているとした。トップ10の国のうち、市場規模の成長率が5%を上回ったのは中国・ブラジル・インドのBRICS諸国のみとなった。米国市場の成長率は1%のみで、日本などその他の先進国はマイナス成長となった。

 同報告書は、世界電子情報産業は今後3年間に渡り成長を維持し、新興国の地位が向上を続けると予想した。世界市場の規模は2015年までに2兆1000億ドルに達し、年間平均成長率は約4%になる。地域別に見ると、アジアおよびその他の新興経済体市場のシェアが上昇を維持し、日米欧などの先進国市場のシェアがやや低下する。新興国市場は、世界電子情報産業の発展をけん引する新たなエンジンになるだろう。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年4月16日

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