中国、米USTR報告書に遺憾の意を表明
米通商代表部(USTR)は1日、「包括通商法スペシャル301条」に基づく2013年の年次報告書を発表した。商務部(商務省)条約法律司の責任者は2日に取材に答え、「同報告書は、知的財産権面における中国の近年の努力と成果について評価しているが、9年連続で中国を優先監視国に指定した。これについて中国は遺憾の意を表明する」と語った。新華社が伝えた。
同責任者は「中国政府は知的財産権の保護を高く重視しており、関連の立法、法執行面で大きな進展を得た。近年、中国政府は知的財産権をめぐる一連の法執行措置を講じている。2011年には知的財産権侵害及び模造劣悪商品の製造販売を取締る指導チームを結成し、知的財産権の保護に向けた指導・協調を強めた。また、『知的財産権侵害及び模造劣悪商品の製造販売取締り業務のより良い実施に関する国務院の意見』を発表し、知的財産権保護の長期的メカニズムを完備した」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年5月3日