中国ソフト業界　飛躍的な発展を実現

　中国携帯地図アプリ「高徳地図」のストリートビュー版がこのほどサービス提供を開始し、バーチャルな地図世界が現実生活と深く結びついた。統計データによると、高徳地図は今年第1四半期、中国携帯地図アプリ市場でトップシェアの29.8％を占め、ユーザー数が1億人の大台を突破した。人民日報が伝えた。

　華為（ファーウェイ）、ハイアール、浪潮、用友、東軟、南瑞、北洋、海康威視といった中国ソフト企業が近年、細分化市場のリーディングカンパニーに急成長している。このほど発表された「2013年中国ソフト事業収入トップ100社」によると、今年の入選のハードルは前回の6億300万元から29％増の7億7900万元に引き上げられた。利益総額は22.5％増の654億元に、営業利益の増加率は1.5ポイント増の9.7％に達した。中国工業情報化部の最新の統計データによると、中国のソフト・情報技術サービス業の収入は、第1四半期に前年同期比24.7％増の6189億元に達した。

　トップ100社の2012年の開発者数は24万人に達し、前回より4万人増加した（20％増）。ソフト開発経費は17.8％増の628億元に、開発経費が営業利益に占める比率は1.3ポイント増の9.5％に達した。

　中国工業情報化部の楊学山副部長は、「第12次五カ年計画（2011?2015）期間中、情報通信技術の飛躍的な発展と応用の深化に伴い、ソフト・ハード、アプリ・サービスが緊密に融合している。ソフト・情報技術サービス業がネットワーク化・サービス化・システム化・融合化に向かい進化し、産業の融合発展およびモデルチェンジ・アップグレードを促した。中国のソフト・情報技術サービス業の収入は2015年に4兆元を突破し、情報産業に占める比率は25％に、年間平均成長率は24.5％以上に、ソフト輸出額は600億ドルに達するだろう」と語った。（編集YF）

　「人民網日本語版」2013年5月23日