世界最高電圧の電線、初の過負荷試験を実施
重慶電力公司のメンテナンス子会社の技術者、計器を使い高圧電線過負荷運用時の騒音指数を測定 |
世界最高電圧級直流送電プロジェクト、±800キロボルト高圧電流復奉線の、重慶市およびその他の沿線地区でこのほど、仮運用から3年間で初となる過負荷試験が実施された。試験での送電量は704万kWで、最大設計負荷の640万kWの1.1倍に達し、この送電大動脈の送電能力を十分に裏付けた。新華社が伝えた。
±800キロボルト高圧電流復奉線は、国家電網公司の向家ハ(土+覇)―上海±800キロボルト高圧電流送電線の略称だ。同電線は「西電東送」(西部の電力を東部に送る)の大動脈であり、金沙江下流の大型水力発電所クリーンエネルギーの送電の任務を担っている。その全長は1907キロに達し、四川省・重慶市・上海市などの8省・直轄市を通過し、上海市に毎年320億kWhのクリーンエネルギーを送電できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年6月24日