中国のコンピュータ 7割弱がウイルスに感染
中国情報安全評価センターと呼和浩特(フフホト)市人民政府が15日開催した、第8回中国災害復興業界ハイレベルフォーラムにおいて、中国情報安全評価センターは「2012年度国家情報安全体制評価報告書」を発表し、「情報ネットワークは現代国家の神経の中枢になりつつある。中国は情報安全保障体系の建設を着実に推進しているが、国内外の深刻な情報安全の脅威と課題に直面している」と指摘した。人民日報が伝えた。
同報告書は、基礎ネットワークおよび重要システムの脆弱性が際立っていると指摘した。技術的脆弱性と潜在的な脅威が増加しており、脆弱性およびリスクのコントロール能力の強化が必要だ。情報安全の脆弱性の数は2012年に6万件弱に達し、危険性の高い脆弱性が占める比率が上昇傾向にある。また中国のコンピュータウイルスの感染率は67%以上に達し、行政事業単位のウェブサイトの80%が自由な侵入を許していた。中国情報安全評価センターの専門家は、モバイルスマート端末がサイバー攻撃の主要目標になりつつあると指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月16日