豪州の科学者 がん治療の新薬を開発
【中日対訳】 オーストラリアの科学者はがん研究誌「Cancer Research」(最新号)で、「効果的にがん細胞を殺し、副作用の少ない新薬を開発した」と報告し、がん治療に新しい希望をもたらした。人民日報が伝えた。
豪ニューサウスウェールズ大学などの研究者らは、「動物実験により、新薬が小児神経芽細胞腫(小児がんの一種)と黒色腫を破壊できることが明らかになった。新薬はがん細胞を迅速に特定し、その内部構造を破壊するが、それほど深刻な毒性副作用を起こさない」と説明した。
研究者らは新薬の人体臨床実験を計画しており、神経芽細胞腫を患った児童の初の臨床実験を、2015年に実施する予定だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月16日