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天津ヘリ博覧会が閉幕 中国初の大型民間用ヘリが実用化へ

 第2回中国天津国際ヘリ博覧会が8日に幕を閉じた。一般非公開日・一般公開日の開催期間中、同博覧会を訪れた来場者数は4万人余りに達した。会場で契約販売されたヘリは100機を超え、中国産ヘリが最大の勝者となった。中国ヘリ産業の自主開発の代表者である中国航空工業集団公司だけでも、43機のヘリを販売した。人民日報が伝えた。

 同博覧会初日のデモンストレーションにおいて、AC313ヘリは数トンの事故車両をしっかりと吊り上げた。AC313は中国初の大型民間用ヘリであり、世界で初めて標高4500メートルのA類耐空証明を取得した民間用ヘリでもある。その最大離陸重量は13.8トンに達し、27人の乗客もしくは15人の負傷者を輸送可能で、飛行区域は中国全土をカバーする。

 AC313は2011年に標高8000メートルの飛行に成功し、世界ヘリ高原飛行の記録を塗り替え、中国が自主開発した大型民間用ヘリの卓越した性能を示した。中国初の大型民間用ヘリであるAC313は、耐空規制に完全に基づき開発された。ヘリ全体の性能は世界第3世代ヘリの水準に達し、中国は欧州・米国・ロシアと同じ大型ヘリ自主開発能力をつけた。これは中国製ヘリの発展の歴史にとって、重要な節目となる出来事だ。

 AC313は今年下半期、すべての耐空試験プログラムを完了し、実用化運営を開始する予定だ。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年9月9日

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