中国製大型旅客機C919 年末に一部ラインオフを予定
中国製大型旅客機C919の交付延期に関する情報に注目が集まっている。中国商用飛機有限責任公司はこのほど、大型旅客機プロジェクトの詳細な進捗状況を発表した。北京日報が伝えた。
同社は、「C919大型旅客機プロジェクトは現在、発展の重要段階に入っている。航空機の機体と構造の生産データはすべて導き出されており、部品製造はすでに中航工業洪都集団、中航工業西安飛機工業(集団)有限責任公司、中航工業ハルピン飛機工業集団有限責任公司、中航工業成都飛機工業(集団)有限責任公司、中航工業瀋陽飛機工業(集団)有限公司、中国商用飛機上海飛機製造有限公司などで全面的に展開されており、今年年末に大モジュールのラインオフを予定している」と発表した。
大モジュールとは機体の一部の、航空機の重要部品を意味する。
同社は、「機内システムの設計については、すでに補助動力装置、キャビンドアの信号、液圧、ラムエア・タービン、エンジン制御、情報システム、内部・外部照明など計17のシステムの重要な設計審査を完了し、96%のインターフェイス制御装置の契約を交わした」と発表した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月10日