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NFC技術 通信キャリアと金融機関が提携、普及を促進

 財布にカードや現金を入れていると、置忘れやスリの被害を心配することはないだろうか。携帯電話に財布の機能を持たせれば、よりクールで便利になる。北京青年報が伝えた。

 中国銀行上海市分行と上海浦東発展銀行上海市分行はこのほど、それぞれお財布携帯業務の提供を発表した。携帯電話のNFC(近距離無線通信)決済は銀行カードに似ているが、より便利でスムーズな決済を実現する。

 パン屋でパンを購入する際に、携帯電話をかざすだけで決済できるならば、紙幣を触った手でパンを汚す心配はない。これは素晴らしいことではないか。

 ◆携帯電話が新たな財布に

 フランス、韓国、日本などの一部の都市で、NFC決済は珍しくない。日本では現在5000万人以上のユーザーが携帯電話のお財布機能を利用しており、普及が急速に進められている。

 NFC技術は泉のようなもので、新時代の決済方法を育む。NFCはモバイル機器、電子機器、パソコン、スマート端末の間で使用できる。

 同技術はRFID(電波による自動識別技術)およびインターネット技術の融合と変化により誕生したもので、非接触式カードリーダー、非接触式カード、ドットバイドットの機能を融合し、短距離内の互換性を持つ機器と情報識別やデータ交換を可能とする。

 分かりやすく言えば、携帯NFC決済は銀行カードの情報を特製のNFC-SIMカードに書き込むことで、携帯電話をあっという間に「新しいお財布」にし、決済やチャージなどを実現する。

 通信キャリアと金融業界の提携が、携帯NFC決済の実現を促した。3年にも渡るモバイル決済規格の争いは、最終的にNFCが勝利を収めた。NFC技術に基づくモバイル決済の大規模実用化にとって、最大のボトルネックが徹底的に解消された。

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