世界経済フォーラム(WEF)新興技術世界議事日程理事会は26日、2014年世界10大新興技術を発表し、これらの技術がもたらす重大な影響を予想した。人民日報が伝えた。
ウェアラブルデバイスの発展はメガネや腕時計にとどまらず、脈拍を測定できるピアスや健康指数をチェックできるタトゥー、さらには位置測定が可能な靴の中敷きまでもが人々の視野に入るかもしれない。また障がい者は頭に思い浮かべるだけで車いすを操作できるようになる。ナノカーボン材料により自動車の重量が10%減少し、省エネにつながる。大規模な海水淡水化技術、商用化できる海水収集技術が実用段階に入る可能性がある。この10大新興技術には、スクリーンを必要としない3D画像を空間に投影する技術、RNA治療技術、大容量ナノファイバー電池、微生物を利用した薬の技術などが含まれる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月28日