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中国のネットセキュリティ、課題が山積

 2014年03月06日14:19
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 中央ネットワークセキュリティ・情報化指導チーム第1回会議が2月27日に開かれ、中国をネットワーク強国にするよう取り組むと表明した。国家情報化専門家諮問委員会副委員長、中国工程院院士の鄔賀銓氏は取材に応じた際に、「ネットワークセキュリティはすでに国家安全の重要な表現形式になっている。ネットワークセキュリティがなければ、国家安全は成り立たない」と指摘した。人民網が伝えた。

 米国や一部の国はサイバー攻撃を戦争の手段にしようとしている。鄔氏は、「中国のネットワークセキュリティ戦略は防御を中心とする。中国はまず、いかにネットワークセキュリティを保障するかを強調する。ネットワーク境界とネットワーク空間の保護は、良好なネットワーク環境を創造する」と語った。

 鄔氏は、「スノーデン事件、数年前のイランの核施設を標的としたスタックスネット、ウィキリークスなどは、物理的な境界線のないネットワークの世界において、ネットワークセキュリティが国家安全の中で重要性を高めていることを教えてくれた。ネットワークセキュリティがなければ、国家安全は成り立たない」と述べた。

 中国のインターネットセキュリティにはさまざまな問題がある。鄔氏は、「まず、管理体制が分散化されている。複数の部・委員会がネットワークセキュリティと関連しており、その職能が重複しており、管理能力が不足している。次に、ネットワークの法整備が遅れている。米国はネットワークにさまざまな関連法を制定しているが、中国には関連法が不足している。それから、ネットワーク技術が立ち遅れている。多くのネットワークのインフラのコア技術が把握されておらず、トロイの木馬などのリスクが存在している。また、ネットワークの意識面で、ネットワーク強国との間にまだ開きがある。多くの人はファイアーウォールをインストールすれば安全と考えており、警戒心を持っていない。漏洩した情報の一部は、公共のネットワークに接続されているコンピュータに保存してはならないものだった」と警鐘を鳴らした。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年3月6日

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