2年間の調査を経て、「青海省共和県恰卜恰鎮中深層地熱エネルギー調査」プロジェクトはこのほど重要な進展を実現した。共和盆地の中北部の地下2230メートルの地点で、埋蔵位置が浅く温度の高い乾燥高温岩石が発見された。中国で大規模利用が可能な乾燥高温岩石が発見されたのはこれが初めて。この種の岩石は共和盆地の地中に幅広く分布しており、ドリルでの掘削が可能な面積だけでも150平方キロメートルに達しており、高い潜在力を秘めている。乾燥高温岩石は地表から3000−10000メートルの地中に埋蔵されていることが多い、水や蒸気を含まない、浸透することのない高温岩石だ。その温度は150−650度の間に達し、高温発電に利用できるクリーン資源だ。新華社が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月1日