第24回中国国際自転車展覧会が13日、上海新国際博覧センターで開幕した。電動自転車のリチウム電池化、国産自転車ブランドの技術革新などが本展覧会の見所となった。世界初の革新的な技術「無線4Gクラウド技術」を採用した、クラウド電動自転車が登場した。人民日報が伝えた。
ビッグデータの時代、クラウドストレージ、クラウドコンピューティング、4G技術を基礎とするクラウド技術により、「クラウドライフ」時代が幕を開けた。台鈴電動車集団が発表した第7世代クラウドテクノロジー商品「無線4Gクラウド電動自転車」のボディは透明なプラスチック製で、一本の導線も金属線も見えない。ハンドルの上に設置されたパネルには携帯電話が取り付けられている。ワイヤレステクノロジーを採用し、ブルートゥースとモバイル通信により電動自転車のコントロール、充電、GPSを利用した防犯を実現する。
携帯電話にアプリをダウンロードすれば、携帯電話と電動自転車のリンクが可能になり、携帯電話で電動自転車をコントロールできるようになる。電動自転車を紛失しても、携帯電話で自転車の電源を切ることができる。携帯電話は電動自転車の鍵のようなもので、盗難のリスクを低減できる。また電動自転車に取り付けられている携帯電話には、ネット接続、ブルートゥース通話などの機能がある。電動自転車が、ネットワークの新時代を切り開いた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月14日