中国インターネット協会は15日、「中国インターネット発展報告書(2014)」を発表した。データによると、昨年中国域内の6万1000(前年比62.1%増)のウェブサイトが、バックドア埋め込みにより域外から操作された。域内ウェブサイトのプラットフォームを跨ぐフィッシング攻撃が増えており、基礎ネットワーク情報システム、モバイルネットワーク環境などに多くの安全リスクが存在している。新華社が伝えた。
同報告書によると、中国は多くの域外アドレスからの攻撃の脅威に直面している。中国国家インターネット応急センターは2013年、域内の1万5000台のコンピュータがAPT攻撃を受けたことを明らかにした。また、域内ウェブサイトを対象とするフィッシング攻撃の拠点の90.2%が域外にあり、域内の約1090万台のコンピュータが域外サーバによって操作されている。そのうち米国が30.2%を占めた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月16日