経済|社会・生活|政治|文化・科学技術|中日交流|評論|写真|動画|特集 

現在位置:
最新予告

                                                                               ――浅井裕理さん
    1997年に北京に移住、北京生活がまもなく丸12年を迎える浅井裕理さん。通信社などでの仕事を経て、現在はフリーライターとして雑誌やウェブなどで、経済関連記事を中心に北京情報を配信するなど、精力的に活躍している。これまでに北京での子育てや生活をつづったエッセイ集「これ、ニセ札でしょ!」(祥伝社)、北京で働く日本人へのインタビューを集めた「北京で働く」(めこん)を出版。執筆者として、北京の様々な側面を見つめてきた浅井さんにインタビューした。

    「これ、ニセ札でしょ!」の出版にいたったきっかけを簡単に教えてください。

    1997年に中国に来て、習慣や考え方、文化の違いなど、おもしろい、興味深いと思ったことがたくさんありました。2000年ごろからエッセイにして、メールマガジンを週1で発行し、ホームページで関連写真などを発表したら、意外に読者が集まり、出版関係の方が声をかけてくれました。約2年分のエッセイをまとめて出版しました。

    面白いタイトルですが、由来はなんですか?

    タイトルは編集担当の方が考えてくれました。本の内容は「北京で暮らす日本人女性がカルチャーショックに立ち向かう」というような感じです。本の中で、私は怒っていることが多いのですが、その辺りをよく表しているかもしれません。実はもう少し、詩情あふれる題名が良かったのですが(笑)、マーケティング重視ということで、このタイトルに決まりました。

    本の中で出てくるニセ札のエピソードを、よければ簡単に紹介してください。

    コピー商品を紹介する文章の中に出てきます。ニセ札を誰も警察に届けない。ニセ札をもらってしまったら、自分が損をしないようにいち早くニセ札を使ってしまう。「まるでトランプの『ばば抜き』のようだ」と表現しましたが、そういう習慣というか、思考回路にびっくりしました。日本でニセ札が見つかったら、すぐにニュースで取り上げられますよね。

    中国で働いていて、よかったと思ったことは?中国ならではの体験をしたことがありますか?

     日本人という理由だけで、普段は会えないような各国の地位の高い方々や有名人に会えたり、責任の重い仕事を任されたりすることもありますね。

    中国の上場企業のトップや役員クラスの方にアポイントを申し込む際、「日本市場を大切にしたいから」という理由でインタビューを受けてくださる方も多かったです。また現地に住んでいるので、融通が利き(日本から移動する手間が省ける)、日本の企業に頼まれて著名人の急な記者会見などに参加することもあります。

    中国の企業で働くと、日本人の社員が少ない。通信社にいたとき、日本人記者は私一人で、いろいろな分野の取材に行かなければなりませんでした。でも逆にみれば「いろいろなことに全て首を突っ込める」ということです。おかげで、日本の首相を始め、温家宝首相やブッシュ大統領など政治家の記者会見も、ヨン様(ペ・ヨンジュン)など芸能人の取材もこなしました。

    ヨン様の印象はどうでした?

     記者会見では各社の女性記者の目がハートでした。どう見ても記者には見えない人たちが何人も、どういうコネを使ったのか、記者席に座っていて……。会場は熱気に包まれていました。

    ヨン様からは、すごくオーラを感じました。気配りの人で、サービス満点の受け答えが印象的。物腰が少し女性的だと思いました。

ページ  123
コメントmore
japanese[网友]    私も中国に嫁いで10年くらいが過ぎました。浅井さんの奮闘ぶりは、のんびりなんとなく、仕事を変えながら過ごしてきた私にとって、非常に刺激となり励みになりました。子供も二人になり、二人目は肩の力をぬいて育てられるようになったものの、家庭と学校での教育の課題が出てきて、たまに悩んでいます。独身時代、敦煌のらくだにひやひやしながら、ふんばって乗った思い出があり、思わずコメントです。お体に気をつけて、ご活躍をお祈りいたします。
japanese[网友]    永遠に日本と中国の友好の状態です
japanese[网友]    現在、北京に住んで4年になりますが、近年ちょっと成長を急ぎすぎていると感じます。人民のマナーや道徳というソフトが、ビルや車というハードに、まったく付いてきていません。も少し歴史を顧み、昔の中国人らしさを大切にして頂きたいと思います。
japanese[网友]    フリーライターは毎日忙しいですか。私もその領域にチャレンジしたいです!
コメントを書く
「笑顔に国境はなかった」旅人アキコさん
「日本を離れたい」という一心で訪れた北京。第一印象は「空気が読めない」だった。(2月23日掲載)
舞台を通して結ばれる絆 畠沢優子さん
劇団を飛び出し、はるばる中国へ。そこで体験したことは・・・(3月2日掲載)
「歩み」がやりがいに 谷田部裕子さん
日本のメーカーの天津工場で働く谷田部さんに、天津の魅力と中国での奮闘ぶりを語ってもらった。(3月9日掲載)
上海で出会ったマラソンチーム 田村頼子さん
「中華料理で満たされたお腹」を何とかするため、マラソンチームに参加した田村さんが初マラソンで感じたものとは...(3月16日掲載)
アンケート
どんなジャンルで活躍する方のインタビューを見てみたいですか?
ビジネス関係全般
語学・教育関係
環境保護関係
芸能・文化関係
その他
どのジャンルも見てみたい