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                                                ――宮下匠規さん

【第57回】

     これから日中のダンス交流に力を入れていくということですね。

    こっちの人たちはチームを強くして名前を挙げていこうとするんですけど、それだと敵対関係ができてしまいます。

     僕たちは日本から先生を連れてきてみんなのレベルを上げるっていうこともしているんで、敵対関係になってしまうとみんなが来てくれなくなる。チームをつくらずに誰でも入ってこれるようなファミリーを、日中ダンス交流ができるプラットフォームをつくっていこうとしているんですね。

     今日本へのストリートダンス留学も計画しています。西日本ではトップの大阪のダンス教室BASEに最初は1週間。日本に習いに行きたいっていう人がいるんですが、どうやって行くかわからないし、ビザが取れないし、誰かが組織してあげないといけないと思って。日本で得たものを中国に持ち帰ってそれを広げてくれたらと思います。

     9月には日本大使館の後援で第1回ストリートダンス文化交流会をやります。日本からは一流のダンサーを呼んで来てミュージカルを1時間くらいするので是非いらしてください。 ストリートダンスだけではなく、ダンスという括りで、わいわいと晴れの場を提供していけたらなと思います。

    ダンスの楽しさってどんなところにありますか?

     今何が一番楽しいかっていうと、ヒップホップがだんだん変わってきていて、自分で創作できるようになっているんです。昔はヒップホップの型があったんですよね。これがリーボックだとか、型の1つ1つに名前がついていたわけですよ。昔のディスコダンスから来ているんで、この格好はなんていう踊りっていうのがヒップホップだったんですが、今は自分で創作できる概念になってきています。例えばマイケルジャクソンみたいに野球などのスポーツの動きを取り入れたり、殺陣の姿勢から取ってきて中に入れ込んでもみんな分かってくれる土台が出来てきているので、それだったら面白いなと思ったんですね。一つ一つの技が決まっていると、技術勝負になってしまう。20年やっているやつと10年やっているのではかっこよさが違うんですが、自分で創作できるようになってくれば幅が広がるし、中国的な踊りも日本的な踊りもできるし、いろいろ広がっていくなと思って、益々ダンスが好きになっています。足を治して何かで世界一を取りたいなと。

    宮下さんは中国のどんなところが好きですか?

     中国って、原始的だと思うんですよ。みんな建前がないというか、言いたいことを言うし、やりたいことに突き進んでいるパワーがすごい。それが現実的に成立している。日本人もそれだから楽しい。日本だと自分を繕わなければならないんでけど、ここだったら繕わなくてもいい。隣で何をやっていてもみんな気にしない。成功したら素直にすごいねって喜んでくれるし、失敗しても「また次頑張ればいいじゃん」って言ってくれる。それが中国にいて前に進んでいける原動力ですよね。

     「日中友好」という言葉が自然に口をついて出てくる若者に出会った。どこか表向きな「日中友好」ばかりが目につく中で、実際に中国の人たちと関わり合い、尊敬し合っている。しかもその相手は戦争経験のあるおばあちゃんたち。おばあちゃんというには憚られる5、60代の生徒さんが汗びっしょりになってストリートダンスを踊る姿はどこか迫力がある。指導する宮下さんのほうも手加減はしない。新しいダンスもどんどん教えていきたいし、上達が遅いと気も焦る。お互いが真剣そのものだ。「日中友好」が育まれている光景がそこにはあった。(人民網日本語版記者 小月)

プチアンケート
・あなたの出身地は?
千葉県野田市
・中国滞在歴
8年
・一番好きな中華料理は?
トマトと卵の炒め物
・中国で一番好きな都市は?
北京
・中国にあって日本にないものを1つ挙げてください。
安いタクシー 日本は初乗りで50元くらいの計算ですからね。日本にいるといつも終電を気にしてしまいます。
・中国を漢字一文字で表すと?
広 (みんな心が広い。土地も広い。可能性が広がっているという意味で。)

 
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网友    初めてコメントさせていただきます 宮下さんの記事 大変興味深く拝見いたしました去年初めて中国に行って ほんの少しですが現地の方々と触れあう事が出来たので色々なことを思い出しながら 読ませていただきました「チームをつくらずに誰でも入ってこれるようなファミリーを、日中ダンス交流ができるプラットフォームをつくっていこうとしているんですね」こういう事を実践しておられる方がいらっしゃる事に感動しました!!私もアジアの中の日本人と言う事を改めて認識し、今自分は何ができるか?を考えていきたいと思いました 宮下さんの今後のご活躍を期待しています!
网友    落合小学校にきますか?
网友    宮下です。オランダから書き込んでいただいた方へ。書込みありがとうございます!10月中旬から中国人ダンサーを連れ、日本で四国中国地方を回って公演し日中友好をしようというプロジェクトを進めているのですが島の問題が後を引き、ビザがまだ下りておらず、眠れない日が続いております。簡単に友好に向けてといっていますが、実は大変に長い道のりであることを思い知らされます。中国は三国志のように、今日の友が明日の敵になるというお国柄です。中国からこのニュースを眺めていましたがこっちとしては日本の対応に手に汗を握っていました。島に関しての占有権や船長に対しての対応が僕たちのやっていることに直に影響を及ぼします。用は時間と労力とお金をつぎ込んで、がんばろうと目指していたことが一瞬にしてなくなってしまうんです。今回ばかりは、個人の力ではどうしようもない、無力感を感じました。中国人は個人的に付き合えばいいやつらばっかりなんです。日本人としゃべってる感じとぜんぜん変わらない。ダサくもないし、ちゃんと客観的な話し方ができるんです。でも、メディアの力って怖いですね。みんなを信じ込ませてしまう力を持ってるんですから。中国のテレビは国の宣伝機関という位置づけです。島はもともと中国のものであるという宣伝がなされていますし、国民も特にそれを疑っていません。ただ、船長を拘留するのは、国力から見ても、経済的側面をみても外交的なカードのかけ引きのレベルから見ても日本はどんな意図でもってあの判断に出たのか疑問を持っています。僕としてはどちらが悪いともいえません。領土は誰もがほしいんだという事実があるだけです。。中国の戦略的外交に対応できる人材が出てこないといけない。このままいくと両国民の中に嫌悪感が高まり、悪い結果になりかねない。個人的にはそんなことになってほしくないです。でも、これだけは言えます。国は国、人は人。大多数の中国人はやっぱり同じアジアの感覚を持った人間だし、過剰反応した結果、憎しみ合うなんて、悲しいじゃないですか。僕はそう思います。10年、20年先を見据えたそういう関係を築いていけるように微力ながら邁進していきたいと思います。宮下匠規へのメールはこちらまでtac404@gmail.com
网友     人生の約三分の二をオランダで暮らしています。
 2001年に1週間北京に旅行しました。そのとき中国の人たちと話し合えなかったことがとても残念に思い、戻ってから中国語を習い始めました。毎年9月から週1回24レッスンで4月前後には終わります。そのため、そして私の怠け癖のせいで、また年齢による記憶力の衰えから、次のシーズンが始まる頃にはかなり後戻りをしていますが、落第がないのでまだつずけております。
 この2週間ほどの日中間の争いにはかなり憂いながら注意してニュースを読んでおり、今日はこの事件について中国人はどんな見方をしているのか知りたく、検索をしているうちにこのサイトがみえたのです。
 大変感動しました。自分が意気地なしで怠け者で何の努力もせず人生を無駄にしてしまったのを思うたびに後悔していたおり、あなたのように若いのにすばらしいことをしている日本人がいるとしり、とても胸が熱くなりました。同胞であることを誇りにおもいます。
 がんばってくださいね。一つ残念なのは仲間入りさせてもらうには物理的に無理なこと。これは本当に残念。
 このサイトを見た人は必ず感動するはずです。その感動が周りの人たちを動かし、その輪が津波のようにだんだん強く、大きくなって日中間の誤解や不信感など全部洗い流してほしいものです。
 ご成功をお祈りいたします。
 *2008年には成都から香港まで2週間あまり旅行し前回とはまた違う中国を見せられその大きさに圧倒されました。
 食事も安くておいしく、あなたの好物の卵とトマトの炒め物もよくいただきました。作り方ご存知ですか?
 中国語では三国志をよんでいます。
网友    守先生、宮下です。僕も本当に感激です!こんなところでコメントをいただけるなんて。日中友好とこちらの生活を維持していくのとの両立が難しいところもあり、挫折しそうになっていたのですが、見てくれている人がいるんだなと思うと、やる気が出てきました。今度日本に帰った時は絶対電話しますね! がんばります!!
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