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                                                                         ――俳優・木幡竜さん

【第27回】

    日本と中国の撮影現場の違うところは?

     基本的には同じです。だけど一番大きく違うのは、脚本が変わること。それ以外はそんなに変わりません。

     現場で脚本が変わると、臨機応変な対応が必要になってきますね。

     対応できない時もありましたよ。映画「東風、雨」(劉雲龍監督、今年末に公開予定)の時にセリフが出てこなくなった事があって、撮影を止めちゃいました。

     役者失格です(笑)。

    役に対するこだわりが感じられますね。

     そうですか?役者失格ですよ?(笑)。

     役者だけでなく映画に携わる全ての人にそれぞれこだわりがあります。監督を筆頭に大の大人が一丸となってカメラの周りで必死になる。信じられない事です。僕らが死んだ後もこの映画が人を感動させていくかも知れない。可能性は計り知れないです。だから映画が好きだし、すごいと思うんです。その作品の一歯車として、間違った歯車になりたくない。僕がその歯車を狂わせる事が作品全部をだめにする可能性もあるので、自分の持ち場はガッチリ伝えたいと思っています。歯車を担ってひとつのいい作品にしたいです。

    今後の抱負を聞かせてください。

     人として魅力的でいたいです。

    役を与えられても、演技するのは自分です。だから何をするにしても、自分が常に魅力的でないとダメだと思っています。一人の社会人として必死に活きる。常にシンプルに目標に向かって突き進んでいきたいです。

     ありがとうございました。

     映画は時に、人を感動させたり、人の人生を変える力がある。だからこそ、その一歯車をきっちりこなして、一生残るようないい作品をつくりたい、と木幡さんは言う。彼自身もまた「南京!南京!」をきっかけに、思いがけず中国と出合い、人生を大きく変えた一人ではないだろうか。前作とは全く違った木幡さんの一面が見られるという渾身の次回作「東風、雨」に期待したい。 木幡さんのブログ(中国語版)はこちら:http://blog.sina.com.cn/ryukohata(人民網日本語版記者 小月)

プチアンケート
・あなたの出身地(都道府県名)は?
神奈川県
・中国滞在歴
住んで7ヶ月
・一番好きな中華料理は?
西紅柿炒鶏蛋(トマトと卵の炒め物)
・中国で一番好きな都市は?
北京
・中国にあって日本にないものを1つ挙げてください。
差不多
・中国を漢字一文字で表すと?

 
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【最新予告】中国で取り組む「食の安全」と「日中友好」 浜本郷一さん
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(26)農村の子どもたちに魅せられて 谷地中歩夢さん
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(22)激動の中国とともに生きた半世紀 添田修平さん
【特集】映画・「南京!南京!」
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