| 空前のマイカーブーム
2002年に入って中国は世界貿易機関(WTO)に加盟、自動車関税が引き下げられた。大手自動車メーカーも価格を引き下げ、市場にさまざまな新モデルを投入。一般市民にも急速に自動車の購買意欲が高まり、自動車の新規購入や買い換えに走る人の姿が多く見られた。この結果、新車とみまがうばかりの新モデルの中古車も出回るようになった。自家用車は1家に1台という時代から、すでに2台目の時代に入りつつあり、北京の自家用車120万台のうち、2台目の購入となる車は約10%に上る。
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人気のマンション見学ツアー
新築マンションの見学ツアーが人気を集めた。無料の送迎車は、週末には見学希望者で満員となり、マンション敷地内は車であふれた。見学者のうち真剣にマンション購入を考えている人は半数。無料ツアーで、マイホームへの夢を広げる市民が多いようだ。
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ムード重視のレストラン
中国では外食はごく一般的な習慣だが、どのメニューにも食べ飽きてしまい、「注文するものがない」と感じる人が多くなった。「どれも食べたことがあり新鮮味に欠ける」と思う人が増え、レストラン経営者は集客のため、新しいメニューだけではなく、店内の雰囲気づくりも重視し始めた。最近では、レストランは単なる食事のためではなく、雰囲気を楽しむ場所となりつつある。
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手紙からメールに
「最近仕事のストレスが溜まっているようだから、ちゃんと体を休めるように」。こんな愛情のこもったショートメールが、両親から子供の携帯電話に送信される。手紙でのやり取りが少なくなり、代わってデジタル時代の通信手段として電子メールや携帯電話のショートメールなどの利用が盛んになった。統計によると、中国の携帯電話利用者2億人のうち、5500万人が携帯電話を欠かすことのできない通信手段と考えている。
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社会人学習ブーム
新聞社で働く女性の李さんは、国慶節(10月1日)の長期休暇の間もほとんど休む暇がなかった。社会人大学院生となるため、受験勉強に追われていたからだ。李さんのように週末を利用して勉強する社会人は、この1年間で急激に増えた。北京の各大学では週末になると、本を朗読する声があちこちで響き、駐車場は満車となる。週末の国家図書館も、常に利用者でごった返している。厳しい市場経済から振り落とされないためにも、視野を広げキャリアを高めようする人が増えている現れだ。
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夢実現に――フリーターが増加
定職に就かず、安定した収入源を持たず、住所も不定。そんな新しい生活スタイルを持つ若者たちが増加した。北京の街角、上海の高層マンションや繁華街、どこでもこのような若者の姿が見られる。ほとんどが高学歴または専門的知識を持っており、自分の夢を実現するために各地を転々とする。全国各地の戸籍制度が緩和されたことも大きく影響しており、若者にとって各地を転々とすることは一種の楽しみとも言える。
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老後を楽しむ
中国で現在60歳以上の高齢者は、若いときに苦労した経験から徹底した倹約を信条としてきた。しかし新しい時代を迎え、高齢者の間で考え方の変化が現れ、生活を楽しもうという気持ちが芽生えてきた。レストランでの食事、映画鑑賞、不動産の取引、高齢者向け老人大学での学習、郊外での山登りなどで活発に活動する高齢者の姿が多く見られるようになった。
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贈り物に商品カード
ファッション雑誌の編集者をしている蘇さんが年末に受け取ったプレゼントは、1枚300元の映画カード。外資系企業社員の間でも、さまざまな商品カードのプレゼントが目立った。新年の友人へのプレゼントを何にするかは北京市民にとって悩みの種。2002年はフィットネス、受講、新聞定期購読、エステ、保険など、さまざまな種類の商品カードが人気を集めた。これらのカードの内容からは、健康や生活への市民の関心の深さがうかがえる。
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ラジオブーム再燃
ラジオが再びブームとなった。流行は50年ごとに繰り返されるという説があるが、今の時代ではその間隔がさらに短くなったように感じる。数年前にはラジオを聞く人がそれほど多くなかったが、カーラジオの普及に伴い再び多くの人に愛される存在となった。郊外に自宅を持つようになると、自動車を運転する機会が増え、自宅でテレビに釘付けになることは少なくなる。北京交通台のリスナー調査によると、ラジオを聴く習慣のあるドライバーは92.3%に上る。
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「25時」――新ナイトライフ
若者の間では、「ナイトライフ」に代わって「25時ライフ」という言葉が使われ始めた。家族と食事をし、テレビを見て、遅くても12時ごろには眠くなり、簡単に歯磨きと洗面を済ませて就寝する――これが一般的な「ナイトライフ」。しかし、規則的な生活を送る人たちがすでに深い眠りに入っている「25時」の時間帯に、寂しさに耐えられず外に逃げ出し、バーに行ったり、ザリガニ料理のレストランなどで夜食を楽しんだりする人たちが現れ始めた。こうした生活時間帯の変化は開放感の表れで、社会環境に余裕が出てきている証拠でもある。
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無料講座
ティータイム感覚の無料講座が流行した。仕事、プライベート、家事などに忙しい現代人にとって、再び授業を受けるというのは非現実的だが、無料講座は今の時代の要求に答えたサービス。多くの人が友人の話を聞くような感覚で無料講座を受けており、週末に心をリフレッシュさせるのには効果的な方法といえる。無料講座の主な内容は観光、文化、人材、自動車関係に集中しており、国家図書館や読書喫茶で行われることが多い。
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