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中華全国婦女連合会が主管、民政部が認可した中国初の女性調査機関――華坤女性調査センターはこのほど、千人以上の女性を対象にアンケート調査を実施した。サンプリング対象は28歳から46歳までの既婚女性で、合計1020人から回答を得た。
●高額商品の決定は夫婦で
「家庭消費の決定権を持つのは妻か夫か」との問いに対し、「自分」と答えた女性は51.06%、「夫」は31.2%、「夫婦で」は17.74%だった。
購買対象から見ると、妻が決定権を持つのは「食料品」、「衣料品」、「日用品」などで、「大型家電」「貴重品」「住宅」「マイカー」などの高額商品は夫婦で決定するという回答が多かった。
●婚前財産の登記を重視
離婚率が高まり、財産分与の問題が増えてきたのに伴って、財産登記を重視する人が増えてきた。今回の調査では、過半数を超える58.78%の女性が婚前財産の登記に賛成。このうち59.87%が35歳から45歳までの中年女性で、若い新婚女性はおらず、夫婦関係を反映する傾向が見て取れる。
●結婚後の財産の契約
結婚後の財産の契約が必要だと回答した女性も全体の45.65%に上った。「住宅、株式など一部高額財産の共有の確定」を望む女性は35.05%。また、「夫婦それぞれの結婚後の収入はそれぞれが所有する」との形式を望む女性は13.31%だった。
ただ、大多数の女性が夫婦間の財産の登記が必要だと考えているものの、現実とのギャップは依然として大きく、「結婚後の財産に関する契約を実行したか」との問いに対して、「行なった」と答えたのは3.9%にとどまった。契約の形式は、「口頭」が70.59%、「書面を交換」が14.71%、法律に基づく「公証文書による契約」は8.82%にとどまった。
●金銭感覚
「倹約」を重視し、余裕があればいざという時のために貯金――。こうした伝統的な中国人の金銭感覚は、現代女性の間でもなお主流。日々の生活では「きちんと計算して、出費を抑え貯蓄を増やすべきだ」との回答が65.23%を占めた。お金の使い方については「無計画で気が向くまま」が19.45%、「稼いだだけ使う」の浪費型が11.19%、ローン利用などで「明日のお金も使う」は4.13%だった。
買う価値があるかないかを判断する基準については、「安くて実用的」がトップで53.7%。「自分の好み」が42.69%、「高級品」が2.07%、「流行」は1.55%にとどまった。
●夫の収入を妻は知らず
労働所得は夫婦の共同財産の重要な一部だが、現実生活の中で、妻は夫の給料その他の収入をすべて理解しているのだろうか。調査によると、4割以上の妻が夫の給料その他の収入についてはっきり把握していないことが分かった。
その原因については、夫に「一定の空間」を与えるべきだとの回答が81.37%。「知るすべがない」が16.92%、「尋ねたら気まずくなる」が9.45%だった。
また、妻の8割以上が、夫の会社や仕事の経営状況について理解していなかった。「夫の会社や仕事の経営管理には口を出さない」と答えた妻のうち、その経営状況を理解している人はどれだけいるだろうか。「非常に理解している」が16.22%、「あまり理解していない」が63.51%、「まったく理解していない」が20.27%だった。
会社の持株や経営収入は、夫婦の共同財産の中で最も複雑なものになることがあり、複雑さや金額の大きさから、夫婦間の財産争い、とりわけ離婚時の財産分与をめぐる紛争の焦点となることが多い。家庭によっては、妻は日常の支出を管理するだけで、家庭の財産の投資、経営管理に関心も理解もないことが多いことが、調査結果からも分かる。このため、夫婦間でいったん財産分与問題が起こった場合、自分の権利を支持、主張する十分な証拠を妻が出すことができないケースが往々にして生じることになる。
●マスコミはパートナー
「女性と大衆メディア」に関する設問では、生活の中でマスコミが「不可欠」との回答が52.67%、「比較的重要」が36.63%、「あってもなくてもよい」が7.49%、「まったく必要ない」が0.8%だった。
関心を寄せるテーマは、「時事問題」がトップで62.6%、「生活・娯楽」が11.67%、「テレビドラマ」が10.08%、「女性関連の話題」が9.81%、「特になし」が1.86%だった。現代女性の社会意識が向上しただけでなく、一面では現代女性が自分の生き方や成長を社会の発展と緊密に結びつけるようになったとも言える。
●マスコミの女性偏見
「マスコミの女性偏見がある」――。調査対象の8割がこんな認識を持っていることが分かった。どのような分野に偏見があるというのだろうか。回答では「女性をターゲットにした宣伝や報道は、娯楽や生活に関するものが多く、ビジネス関連が少ない」、「女性を弱者の地位に置く題材が多く、強者のイメージは少ない」、「女性に間するニュースが国内メディアの重要な位置に置かれることは少ない」、「女性が脇役の題材が多く、主役が少ない」などが挙げられた。また、この数年来、ある女性が暴力から逃れようとしてビルから飛び降り、障害を負った事件が一部メディアでしばしば取り上げられた。メディアはこの種の「烈女」を肯定し賞賛する。調査の結果、女性の人気が最も低いのはこうした「忠節を守る『烈女』」報道で、以下、「女性が絡む暴力事件」、「凄惨な恋物語」「著名女性の生活やゴシップ」と続いた。
「人民網日本語版」2003年2月20日
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