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▼市場を制約する構造的欠陥、矛盾の表面化
株式市場を創設した当初、経験と知識の不足、制度面などの基盤の弱さから、「先天的欠陥」による市場の不備を招いた。これに加え「後天的要因」である管理面の不備により、株式市場の矛盾はますます増大している。これらの矛盾は活況時には影をひそめたが、不況時になって顕在化している。これは近年の株価下落と密接な関係がある。
▼過去数年の高すぎる株価と段階的調整の必要
株式市場の下落が止まらない原因について、分析の中で性格を強調する人は多いが、数値は軽視されがちだ。上海市場が1990年に誕生した時、株式指数の相場は100ポイントだった。2001年半ばには21倍の2245ポイントとなった。現在の1200ポイントは依然として当初の12倍に上る。当初の設定が低すぎ、規模が小さかったとはいえ、上海総合指数の10年あまりでの上昇幅はやはり大きく、同時期のGDP成長率の2倍を超える。2000年を例に挙げると、年初の1368ポイントが年末には2073ポイントとなり、上昇幅は約50%に達した。株式市場の指数上昇幅では世界トップとなり、同年のGDP成長率8%を大きく上回った。株式指数の過度の上昇と、高すぎる株価収益率(PER)は、経済成長の将来性を大きく買いかぶったものだ。この点から見て、2001年から現在まで続く株式指数の下落には、適正相場への回帰という意味合いも含まれ、株式市場は現在の調整を通してマクロ経済の発展と歩調を合わせていくとみられる。
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▼結び
国家統計局の関係者はあるフォーラムで、中国証券市場について「上場企業の主体、監督管理者、投資者はいずれも、市場経済が必要とする状態に達していない。このため、株式市場は少なくともまだマクロ経済の完全なバロメーターとなることはできない」と話している。同関係者はさらに、次のようにまとめている。
われわれにとって、株式市場とGDPの関係を正確に理解しておくことには利益がある。優良上場企業が市場の主流となり、監督管理者が時機・状況や国情にあわせた管理を行い、投資者が理性と成熟度を備えたとき、株式市場は初めてマクロ経済とシンクロすることになるだろう。その時期になってはじめて、株式市場の各参加者は中国経済の急成長による喜びを享受できるだろう。
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