2016年度国家科学技術賞が9日午前に発表された。過去の授賞傾向と比較すると、国家自然科学賞、国家技術発明賞、国家科学技術進歩賞(3大賞)の授賞件数が再び減少した。国家科学技術奨励工作弁公室の責任者は、インタビューに応じた際に「この5年間で3大賞の授賞件数が毎年減少している。5年間の平均件数は307件で、その前の5年間の355件より48件減少している。特に2015年と16年は295件、279件と300件を下回っている」と説明した。人民網が伝えた。
◆科学技術の「追随者」から「リーダー」に
今年の奨励成果は数が減少したが、依然としてその見所は多い。国家戦略の需要を見据えた重大プロジェクトがあれば、国民生活を改善する科学技術の革新もあった。特に高等級の賞の全体水準を見ると、中国は主要科学技術の分野と方向性がその席を占めており、「追随者」から「並走者」または「リーダー」へと変貌しつつあることが分かる。モバイル4G、北斗衛星測位システムを始めとする重大科学技術成果は、中国が重要技術と知的財産権で他国に依存するという受動的な局面を覆し、世界の産業構造を再構築した。これは中国の革新駆動形発展の成功例だ。
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