通話料チャージをめぐる間違いがきっかけで、彼氏ができたというのはテキさん(テキは曜のつくり)という女性の身の上に本当に起こった出来事だ。揚子晩報が伝えた。
2日夜、テキさんが外食していると「通話料金残高が10元(1元は約16.6円)未満」という通知が携帯のショートメッセージに入った。そこですぐに携帯でネットに接続し、ネットショップの淘宝網を通じて100元チャージしたのだが、おかしなことに、その後10分近くたっても、チャージ完了を知らせるショートメッセージが来なかった。
どうも変だと思ったテキさんが購入記録を確認してみたところ、なんと自分の携帯番号を入力し間違えており、他人の携帯にチャージしてしまっていたのだ。
そこで彼女は早速その間違えた番号の相手に「こんにちは。突然失礼しますが、あなたの携帯にさきほど100元チャージされたはずです。実はこれは私が番号を入力し間違えてチャージしてしまったからなのです。ご都合のいい時でいいので、この100元を私の番号にチャージしなおしていただけませんか?ご面倒をおかけしてすみません」という内容のショートメッセージを送った。
ショートメッセージを送信して1時間ほど経っても何の返事もなかったので、テキさんは思い切ってこの番号に電話をかけてみたところ、電話に出たのは一人の男性だった。彼は彼女の説明を聞き終えると、その100元を彼女にチャージしなおすことに同意してくれた。
だが、翌日の昼まで待っても、テキさんの携帯にはチャージを知らせる通知は無く、その男性から100元のチャージ代が返金されることもなかった。
そこで彼女は「大金ならわかるけど、私のたった100元のチャージ代すら返してくれないなんて、あなたの品位の無さがわかるってものだわ」と相手を非難する内容の長文のショートメールを送った。
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