13日0時52分、北京鉄道局承徳運輸区の3903号列車(北京-重慶北)はこの日最初の列車として1490人の乗客を満載した状態で定刻通り出発した。これを皮切りに40日間に及ぶ2017年春運(春節<旧正月>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制、17年の春節は1月28日)が正式に幕開けした。人民網が伝えた。
今年の春運は、1月13日から2月21日までの春節前15日、春節後25日の計40日間となる。北京鉄道局はこの期間の利用者数を去年同期比の6%増の、延べ3150万人と予測。ピークには1日の利用者数が100万人を超えると予測している。
国家発展改革委員会のメディア担当者・趙辰昕氏は、12日、2017年の春運期間中、全国の利用者が、去年同期比2.2%増の延べ29.78億人に達すると明らかにしている。
趙辰昕氏は、「データからもわかるように、今年の春運は例年同様、深刻な負荷がかかることが予想されており、去年よりもさらにその負荷が増す可能性も考えられる。その主な原因として、旅客が増えたことと、物資の運輸統制の難易度が上がったことにある。また、そのほかにも、気象部門からは、冬の天気は不確定要素が数多くあるため、局地的に雨や雪、濃霧が運行に影響を及ぼす可能性も避けられない」とした。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年1月16日
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