旅行予約サイト・途牛旅遊網がこのほど発表した「2017年オンラインレジャー旅行市場情勢予測報告」では、2017年には国内旅行をする人がのべ50億人を超え、観光消費額は5兆元(約82兆5202億円)を突破する見込みという。全国の人口13億6千万人で割ると、一人平均年3.7回旅行することになり、16年の3.3回を上回り、旅行の頻度が高くなっていることがわかる。「北京日報」が伝えた。
国内旅行は引き続き消費者の選択の中心だ。17年には国内のべ旅行者数がのべ旅行者数全体に占める割合が97.5%を占めた。特に2022年北京冬季五輪が徐々に近づき、雪や氷を楽しむ氷雪観光の人気がさらに高まっている。
中国のパスポートの「価値」がますます上昇している。たとえばタイ政府は2月末までだった観光ビザの費用免除措置とオンアライバルビザの費用半額免除措置を半年延長して、8月末までとした。またフィリピンは年内に中国人観光客を対象にオンアライバルビザ政策を打ち出す計画だ。
16年には中国人観光客の近場の海外旅行ではタイ、韓国、日本が3大人気目的地となり、タイには877万人、韓国には804万人、日本には約600万人が訪れ、どこも人気は継続中だ。今年は16年のブラジル五輪開催の影響や中南米路線の設定により、中南米市場が大幅な伸びを達成することが予想される。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年2月21日
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