中国鉄路総公司はこのほど、4月16日0時より全国の鉄道で新たな運行ダイヤを採用し、調整前よりも動車組(新型高速列車)を51本増発することを発表した。ダイヤ改正後、全国鉄道の旅客列車数は7230本となる。また日中に運行する高速寝台列車が増発される計画だ。北京青年報が伝えた。
中国鉄路総公司は、多くの乗客の外出の需要を満たすため、鉄道部門が輸送力資源配置のさらなる最適化を推し進め、上海~昆明、杭州~深セン、南京~広州、貴陽~広州、寧波~成都、北京~広州などの飽和化路線の輸送力を拡大し、動車組を51本増発し、既存の74本の動車組に対し、重連牽引や16両編成による運行などの調整を行うことを発表した。また日中の高速寝台列車を増発し、中長距離の乗客の旅行体験の改善に努める。今回のダイヤ改正では、一部列車の運行速度を高め、成都~福州「K390/1」を5時間49分、杭州~成都「K1271/4」は4時間8分短縮する。また旅客列車の運行変更区間は55本。昆明南~広州南、鄭州東~広州南の各1本は、その始発駅と終着駅を珠海まで延長し、乗客の列車運行区間の更なる最適化を進める。
鉄道当局によると、今回の運行ダイヤ改正に合わせ、4月14日以降の始発列車の切符は、3月21日より販売を開始する。列車のサービスに関する問い合わせは、中国鉄道顧客サービスセンター12306サイト、鉄道公式微博、微信にアクセスするか、各大型駅の公告に留意して、移動計画を立てることをアドバイスしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月23日
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