中国移動通信集団公司(チャイナモバイル)は23日、2016年度の決算公告を発表した。それによると、昨年の営業収入は7084億元(1元は約16.1円)、利益は1087元で前年比0.2%増加した。大まかな計算によると、昨年は一日あたり2億9800万元を稼ぎ出したことになる。「北京日報」が伝えた。
中国聯通(チャイナユニコム)と中国電信集団(チャイナテレコム)もそれぞれ昨年の「通知票」を出している。中国聯通は昨年、営業収入が2742億元で同1%減少し、純利益は6億3千万元にとどまって同94%減少した。中国電信の昨年の営業収入は3522億8500万元で同6.4%増加、純利益は180億400万元で同10.2%減少だった。これらの国内3大通信キャリアのうち、中国聯通と中国電信は純利益がどちらも減少し、2社を合わせても186億3400万元にとどまり、中国移動の約6分の1にしかならない。
中国移動の公告をみると、同社の昨年の営業収入は7084億元で、このうち通信サービス事業の収入が6234億元で同6.7%増加し、増加率は過去約5年間で最も高かった。モバイルインターネット接続事業の収入が同43.5%増加し、通信サービス事業の収入全体に占める割合は46.2%に達し、音声通話事業とショートメッセージ事業の合計を初めて上回り、同社にとって最大の収入源となった。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月24日
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