北京市衛生・計画出産委員会によると、4月17日から23日までの間に、同市でH7N9型鳥インフルエンザに新たに3人が感染、1人が死亡した。関連部門はこれに対し、有効な予防・コントロール措置を講じた。北京青年報が伝えた。
北京市では年初来、H7N9型鳥インフルエンザ感染例が数多く報告されている。これまでの北京市疾病コントロールセンターの調査によると、同市に報告されたH7N9型鳥インフルエンザ感染例に関して、その感染源の多くが、外地で行商人が購入して北京に持ち込んだ生きた鶏だった。このような状況を踏まえると、北京市では今後も散発的に新規感染例が発生すると予想される上、外地から北京に来て診察を受ける患者が多いため、外地から病例が持ち込まれるリスクも依然として高いとされている。
市衛生・計画出産委員会は、市民に対し、「行商人、自由市場、定期市で販売されている生きた鶏は極力買わないこと。鳥獣屠殺場にはむやみに近づかず、病死した鳥獣の肉は食用としないように。鳥獣との接触は可能な限り避け、死んだ鳥獣を見つけても勝手に遺棄や処理をせず、すぐに動物検疫部門に連絡すること」と注意を呼びかけている。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年4月28日
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