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人民網日本語版>>経済

中国、中古品売買がにわかに人気 ホコリをかぶっていた物が「お金」に

人民網日本語版 2017年05月11日08:25

「衝動買い」してしまう人は、実際には必要でない物を買ってしまうことが多い。そして、返品できる期間をとっくに過ぎてホコリをかぶっている物がたくさんあるという人も多いだろう。そのような物はどのように処理したらいいのだろう?誰かにあげればいいのだろうか?それとも捨ててしまえばいいのだろうか?その答えは、どちらも「NO」で、今は多くの人が「フリマアプリ」を活用している。工人日報が報じた。

「フリマアプリ」と言っても、中古品売買は今に始まったわけではなく、インターネットが登場してからさまざまなサイトに書き込みをして、家にある使わなくなった物を売る人が多くいた。近年は、アプリが急速に発展し、各種「フリマアプリ」が続々と登場している。取材では、現在中国で大人気のフリマプラットフォームが10数社あり、ほとんどがアプリを活用していることが分かった。

「2016シェアリングエコノミー発展報告」の統計によると、16年、中国の中古品市場の規模は4000億元(約6億6000万円)に達している。同市場には巨大なポテンシャルがあるため、騰訊(テンセント)はクラシファイド広告サービスを提供する 58.com 傘下の「転転」と連携し、阿里巴巴(アリババ)は専用のプラットフォーム「閒魚」を立ち上げるなど、中古品売買の分野に大きな力を入れている。あまり目立たないように見えるプラットフォームだが、現在はインターネットサービスの大手が競って進出する分野になっている。

ある業界関係者によると、生活のリズムが早くなったため、物品の入れ替わりも速くなっているという。そして、中古品売買により、ホコリをかぶっていた物がよみがえり、オンラインというルートが中古品取引市場の規模を一層拡大させている。シェアリングエコノミーが大人気になっているのを背景に、特にインターネットサービスの大手が参入したことで、中古品取引市場の前途は明るくなってきており、その爆発的成長は確実なものになっている。

取材では、自動車やスマホ/パソコンなどの3Cデジタル、事務用品、家電・家具、マタニティ・ベビーグッズ、服、アクセサリー、スキンケアアイテム、CD、DVD、本、雑誌、さらには投資型の芸術収藏品など、売買されている中古品の種類はバラエティに富んでいることが分かった。


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