赤い自転車、黄色い自転車、青い自転車、緑の自転車など、シェア自転車にはカラフルな自転車がそろっており、数日前には金色にピカピカ輝くシェア自転車が話題になった。またここ数日の間に、北京・望京SOHOの街角に7色のレインボーカラーに彩られたシェア自転車が登場した。レインボー自転車を貸し出す七彩単車の創業者兼最高経営責任者(CEO)の羅海元さんは、「レインボーシリーズの自転車は赤、オレンジ、黄色、緑、水色、青、紫の7色のメーンカラーがそろっている」と話す。
レインボー自転車は保証金が99元(1元は約16.3円)、車体は軽量化設計で、サドルは柔らかい。バイクと同じように、エアレスタイヤとスマートロックが採用されている。驚くのは、タイヤの内側に蓄光層が取り付けられていることで、夜になると発光する。ネットユーザーは、「夜になるとまるで火の車が走っているみたいだ」と感想を述べる。
他社のシェア自転車に比べ、レインボー自転車の強みは外観がファッショナブルなことで、7色そろったメーンカラーでユーザーは1週間毎日、違う色を楽しむことができる。
レインボー自転車は先月、エンジェル投資家から1千万元の投資を獲得し、今は1億7千万元のAラウンド融資が準備段階に入っている。羅CEOは、「会社設立の使命はインターネット科学技術と人工知能(AI)技術を運用し、ビッグデータの分析と融合させ、スマートシティの交通の発展に責任を果たし力を尽くすことにある」と話す。
レインボー自転車はまず北京市、上海市、広州市、深セン市、天津市の一線都市で営業をスタートし、それから華南地域の全都市に営業網を広げる計画だ。その後は毎月15都市のペースで投資を拡大して、最終的に全国展開を目指すという。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年6月21日
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