2017年9月8日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

新着|政治|経済|社会|文化
中日|科学|動画|対訳|企画
Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

1年で最も暑い「三伏」の日、今年は40日間の「長期型」 (2)

人民網日本語版 2017年07月13日16:01

〇台風が暑さを吹き飛ばす可能性

中国中央気象台の首席予報員・孫軍氏は、今回の高温天気について、次の通り説明した。

「今回の高温天気は持続時間が長く、局地的に極めて程度が強いという特徴がみられる。北方の高温天気は、晴れてからっとした暑さとなるが、南方では蒸し暑さが続くだろう」。

「南方の高温天気は亜熱帯高気圧に覆われ、晴れて熱く、雨は少ない日が多くなる。昼間は太陽からの短波放射の影響を受け、地表温度がじわじわ上昇する。同時に、高気圧に覆われた地域では下降気流が盛んに発生し、それによって気温が上昇する。放射熱と下降気流による気温の上昇が同時に発生することで、高温天気となる」。

〇「三伏」に「長期型・短期型」の分類が存在する理由

「三伏」の期間が定まっていないのは、その計算方法によって決まることによる。旧暦で、夏至後の第3の庚(かのえ)の日は初伏、第4の庚の日は中伏、立秋後の最初の庚の日は末伏と呼ばれている。この3つの庚の日は、西暦の決まった日に対応しているわけではない。年によって第1の庚の日が異なることから、三伏の始まりと終わりの日も異なってくる。また、庚の日は10日間に一度巡ってくるため、「三伏」の期間には30日と40日がある。

中国天気網の統計データによると、1999年から2014年まで、40日間の「長期型三伏」は17回あり、全体の約7割を占めた。また、2015年から2020年についてみると、「三伏」は全て、40日間に及ぶ「長期型」タイプとなる。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年7月13日


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント