中国の科学者、稲の高分解能3Dゲノムマップを作成

華中農業大学作物遺伝改良国家重点実験室のチームがこのほど、稲の活性遺伝子及び異質クロマチンが関わる高分解能3Dゲノムマップを作成した。稲の3次元ゲノム構造の遺伝子に対する転写調整、及び遺伝子変異の3次元ゲノム構造及び遺伝子発現に対する影響を解明した。新華社が伝えた。

研究者は稲ゲノムを空間上、異なる転写活性を持つ複数のクロマチン相互作用モジュールに区分できると打ち出し、そして約82％の稲線形ゲノムエリアを網羅した。他にも稲の異なる品種間のゲノム変異データの分析により、研究者は機能性遺伝子変異の稲のクロマチントポロジー構造及び遺伝子の転写調整に対する影響を解明した。（編集YF）

「人民網日本語版」2019年8月19日