中国国家公務員試験の申し込みが15日にスタート 今年は2.4万人募集

人民網日本語版 2019年10月16日08:48

信用失墜者は初めて受験申し込み不可に

2020年度中国国家公務員試験のオンラインによる申し込みが15日午前8時から始まった。今年は中央政府・国家機関合わせて86機関と23の直属機関が計2万4000人を募集している。今回の試験の募集・採用計画は、基層の一線職が中心で、優秀な大学卒業生が基層の職に就くことが望まれている。中国新聞網が報じた。

今年の公務員試験の申し込みは主にオンラインで行われ、今月15日午前8時から、24日午後6時までの間に専用サイトで申し込むことができる。筆記試験は11月24日に行われる。

募集人数が多い機関は?

14日に発表された2020年国家公務員試験による募集状況を見ると、今回募集されているのは1万3849ポスト、計2万4128人。これらのポストの分布を見ると、例年と同じく、国税、税関、海事などの機関の募集人数が多い。

華図教育の公務員試験指導員の李曼卿氏によると、「国税、税関、海事、鉄道公安、中国銀行保険監督管理委員会、統計局調査総隊が、受験生にとっての6大機関。それらの分野のポスト数、募集人数が、募集全体の80%を占めている」。

注意!共産党員から除名、または信用失墜者と判断された人は受験不可

公告によると、現役の軍人、在学中で今年度卒業する予定のない大学生、在職中の公務員、公務員法で管理されている機関(企業)の職員は、受験することができない。

また、犯罪を起こし刑事処罰を受けたことがある人、中国共産党員から除名された人、公職を解かれた人、法律に基づいて信用失墜者と判断された共同懲戒処分対象者、各級公務員募集において不正行為など採用紀律に対する重大な違反行為があった人、公務員、公務員法に基づいて管理されている機関(企業)を離職して5年未満の人、ならびに法律・法規・規定により公務員採用が認められていないその他の人は受験することができない。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年10月16日

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