武装警察河北総隊張家口分隊に所属する新兵が、実弾の手榴弾訓練で思わぬミスをしてしまい、手榴弾が手から滑り落ちて、その足元に落下した。傍にいた指導員の崔承亮さんは、神業的な素早さで新兵を引っ張りながら防護壁の向こう側にジャンプして飛び越え、自身はすぐさま押し倒した新兵に覆いかぶさるようにして全身で新兵の身をかばった。その瞬間、手榴弾は爆発。ミスから爆発までわずか3秒の出来事だった。その後、2人は軍医の検査を受けたが、幸い2人ともかすり傷一つなかったという。中国放送網軍事チャンネルが伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年12月22日