日照金山と秘境の村
2023年04月17日15:40
作者:ワナカキヨシ
撮影場所:雲南省、飛来寺、雨崩村
雲南省の西北に標高6,740mの梅里雪山が聳えています。チベットから仏像が飛来したという覚悟南卡扎、別名飛来寺の傍に梅里雪山を真正面に望む観景台があります。飛来寺は梅里雪山の麓の村、雨崩への玄関です。朝陽に輝く梅里雪山は日照金山と呼ばれ、それを見たら幸運に恵まれると言います。金色に輝く梅里雪山を見たいと思い、まだ暗い中を観景台に行きました。そして太陽が頂上に射すとその名の通り頂上は金色に輝きました。ふと周囲を見るとすごい数の人達が観景台に集まり、たくさんの女性がまるで神に感謝を奉げるように踊っていました。
雨崩村は梅里雪山の麓の秘境の村で、上村と下村に分かれています。
雨崩村のトレッキングコースは主に標高3,864mの冰湖と標高3,657mの滝、神瀑のコースと標高4,700mの神湖に登るコースがあり、三日連続で三つの登山道を歩きました。最もきつい神湖には下村に住むチベット族の優しい青年と二人だけで登り、誰にも会わない静かなすばらしい山歩きを楽しみました。民宿に戻ると皆が驚きとともによくがんばったと祝福してくれました。