北京外国語大学日本語学院、日本学研究センター、中国人民抗日戦争紀念館による共同建設プロジェクト始動セレモニーが今月24日、中国人民抗日戦争紀念館で行われた。同紀念館の羅存康館長や日本語学院の院長で日本学研究センターのセンター長も務める周異夫氏がセレモニーで挨拶をおこなった。また同セレモニーには日本語学院や日本学研究センターの教師、学生の代表、紀念館の代表ら約80人が出席した。
セレモニー会場の様子。
挨拶する羅存康館長。
羅館長は挨拶の中で、「今回の共同建設は、全過程、全方向的な育成構造を構築する実際的な取り組みであると同時に、館・校の協力と優位性の相互補完を強化し、関連の分野、特に学術の分野の革新的発展を促進する重要な手立てとなる。今回の共同建設を通して、当館の社会教育機能をさらに改善し、抗日戦争の歴史の学術研究、北京外国語大学日本語学院、日本学研究センターの思想・政治教育を強化するために、さらにスケールの大きな協力プラットフォームが構築されると確信している」と語った。
挨拶する周異夫院長。
周院長は挨拶の中で、「共同建設を通して、北京外国語大学の教師・学生の強い愛国心を育て、学習に対する意欲を引き出し、学術研究を強化することができる。教師・学生が、歴史を教訓とし、中国の物語、中国の声、偉大な抗戦スピリッツを伝え、世界の人々と共に、どのようにして平和を大切し、世界の安全を守るかについて考えることを願っている」とし、「北京外国語大学の日本語学科は、ハイレベル人材の育成や学術研究といった面の特色、優位性を存分に発揮し、抗戦紀念館の建設をバックアップする」と強調した。
紀念館を見学する北京外国語大学日本語学院、日本学研究センターの教師や学生。
セレモニーに参加した北京外国語大学の教師や学生約80人は、中国人民抗日戦争紀念館を見学し、革命の烈士の勇敢に恐れることなく、国を守る精神を肌で感じた。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年5月26日