 ★中国‘98昆明世界園芸博覧会紹介
国際展覧局(BIE)と国際園芸生産者協会(AIPH)の認可を経て、正式に登録された、中国主催の「人間と自然――二十一世紀に向けて」というテーマの世界園芸博覧会が一九九九年五月一日から十月三十一日まで雲南省省都の昆明で行われる。
これは、中国政府が今世紀末に主催する大がかりな世界的な盛会である。園芸博覧会
は経済の発達した国で二十余回開かれてきたが、中国では初めてである。中国は植物資源がとても豊かが、悠久な植物栽培の歴史があり、世界植物栽培の重要な発祥地の一つであり、花の故郷としても有名である。この園芸博では、各国の庭園、園芸、花き、果物、野菜栽培、品種改良技術、人類の自然環境の保護などが展示されることになっている。
こん博覧会の開催地が昆明になったことは、雲南と昆明が豊富多彩な植物資源と観光
資源を持っているからである。中国の南西部に位置する雲南省は独特な自然、地理的
条件に恵まれ、昔から「植物の王国」と呼ばれてきた。ここには高級植物が一万八千種あり、全国一位である。昆明は四季が春のようで、「緑と春の町」と称されており、園芸博開催の理想的な場所である。
昆明市から北へ四キロの金殿風景区にある博覧会会場は百花咲きほこる巨大な花園のようで、博覧会に参加する八十余りの国の国旗が入口に揚げられている。シンボルマークのキンシザルが花を手に握って満面にえみをたたえて、四方からの客を迎えている。博覧会の入口の前に長さ千メートルの五色入り乱れた花壇があり、敷地二百十八ヘクタールの展示区は山を背にし、山、林、水が一体となって、自然から来て自然にも回帰するという配置の特色を具現している。パビリオンとしては中国館、人間と自然館、大温室館、科学技術館、諸外国のパビリオンがある。室外展示区には国外展示区(六十余りのコーナーを設置)と国内展示区がある。国内展示区は植物の種類によって十四の専業園区にわかれており、例えば、熱帯雨林区、四季の折々の花きの区、野菜、果物区、盆栽区、野生植物区、茶文化区などがある。その他の企業展示区、露天舞台、自慢料理、観光ショッピング街及び通信、レジャー、医療サービス施設などがある。

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 ★誘致について
1992年10月に中国国際貿易促進協会、北京市人民政府、中華人民共和国財政部が共同で国務院に『今世紀末に北京にて世界博覧会を誘致するための提案』を提出し、翌93年2月に原則的に許可され、実行委員会には国務院の関係部門を増やすなどの支持も出された。従って93年9月に『北京世界博覧会準備委員会』が発足され、機能し始めた。1994年10月にAIPH第46回年次総会で中国を会員として迎えて、そして99年に中国にて世界園芸博覧会の開催を支持し、国際展覧局(BIE)に届けた。
1994年12月国際展覧局116回大会が中国の申請を承認し、展覧プログラムに組み入れた。ところが北京での開催に際し地理、気候的な要因で制約されますことを1995年11月に国務院李嵐清副総理が雲南視察をしたときに再確認され、開催地を雲南省に移転することを求めました。つきまして、雲南省人民政府が検討したうえで正式に国務院に申請を出した。1995年12月12日付けで国務院の認可を得て、同時に国際展覧局(BIE)と国際園芸生産者協会(AIPH)の承認を得ました。よって中国'99世界園芸博覧会の開催地を北京から雲南省昆明に移した。
1996年6月5日、国際展覧局はパリにて第119会大会を招集し、審議の結果、中国政府主催の中国'99世界園芸博覧会を北京から昆明に移すことを認め、中国'99昆明世界園芸博覧会との正式名称で登録した。今回の博覧会は国際専門的博覧会の最高級であるA1クラスで、「人間と自然――二十一世紀に向けて」をテーマに1999年5月1日から10月31日までの184日間を会期にしている。そして、大会で国際展覧局主席のオール・フィリプソン(Ole
Philipson)から中国政府代表、雲南省副省長劉京氏に国際展覧局の会旗を渡した。
1996年9月16日国際園芸生産者協会はハンガリーのブダペストで第48回年次総会が開会され、中国雲南省昆明市で『中国'99昆明世界園芸博覧会』の開催を満場一致で可決しました。 これにより『中国'99昆明世界園芸博覧会』の誘致作業を一段と終了しました。
★中国'99昆明世界園芸博覧会の意義
中国'99昆明世界園芸博覧会は中国政府が初めて主催する世界規模の博覧会で今世紀最後のものでもあります。今回の博覧会の成功は中国の国際的イメージアップにもつながりますし、雲南現地の経済発展と社会進歩にもつながります。
★参加国や地域など1999年4月現在すでに68の国や26の地域や国際組織計94の出展が決定しています。
★屋外展示では日本園が最大で3769平方メイートル
屋内展示ではフランスが最大で300平方メートル
日本が次いで253平方メイートル
参加国庭園特徴
地域性(五大陸)、代表性(各庭園大国が参加)、多様性(世界庭園文化の集大成)に富む
★園芸博のテーマ「人間と自然――二十一世紀に向けて」
環境保全の意識を喚起すると同時に園芸技術の交流を深める。
★入場者数見込み期間中1000万人の入場が見込まれ、内海外から100万人(日本人10万人)、
雲南省内から300万人、国内他省から600万人の入場がそれぞれ見込まれる。 |