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国際博覧会の歴史のトピックス
<スポーツ>
   1851年 アメリカズカップ(英米対抗ヨットレース)がロンドン博で始まる
※ 2000年のニュージーランド大会で日本艇が勝てば、2004年は日本で 開催される
   1900年 第2回オリンピックが、パリ博の付属の催しとして開催
   1933年 シカゴ博のアトラクションとして、大リーグオールスターゲーム開催
<芸 術>
   1900年 パリ博で映画登場
   1937年 パリ博でピカソのゲルニカ出展
<食 文 化>
   1855年 パリ博に向けて、ボルドー地方のメドック地区中心にワイン製造者 シャトーの格付けが行われ、現在もそれが世襲されている。

国際博覧会の歴史的役割の変化

<19世紀後半の国際博覧会> 展示中心としての性格。ロンドン、パリ中心。
 最新の文明の成果を世界各国に紹介する物産展としての性格が強いものでした。
 19世紀に行われた初期の国際博覧会は、ヨーロッパで開催されてきた特産物展覧会や美術展覧会などの国内博覧会が、産業の発展により規模が大きくなったり、内容が充実したりして、国際化してきたものでした。

<20世紀前半の国際博覧会> 開催ルールと基本テーマ化。アメリカ中心。
 20世紀に入って、国際博覧会は、豊かな工業社会となった欧米先進国で盛んになる一方で、国際博覧会の乱立と質的な低下が問題となりました。このため、開催回数や開催内容に秩序を与えるためのルールや枠組みを決めるため、1928年に国際博覧会条約が定められました。
 その後、国際博覧会は1933年のシカゴ博覧会から、開催の方向を打ち出すための基本テーマを持つようになりました。

1933 シカゴ:進歩の一世紀、    1939 サンフランシスコ:平和と自由
1935 ブリュッセル:民族を通じての平和、    1939 ニューヨーク:明日の世界と建設、
1937 パリ:近代生活における芸術と技術、   

<20世紀後半の国際博覧会> 科学万能主義から人間性の探求へ
 第2次世界大戦後、20世紀後半の世界は、科学技術の進歩が目覚ましい反面、南北問題や東西の対立など新たな問題に直面しました。
 こうした時代の変化を受け、国際博覧会でも、今までのように科学万能主義と物質文明を謳歌する博覧会の在り方を見直す動きがみられるようになりました。そして、地球社会での人類生存の原点を改めて見直そうとするテーマが登場しました。

1958 ブリュッセル:科学文明とヒューマニズム、    1970 大阪:人類の進歩と調和
1962 シアトル:宇宙時代の人類    1992 セビリア:発見の時代
1967 モントリオール:人間とその世界、   
 

 

  このように、国際博覧会は、過去150年の歴史の中で、時代を先導し、時代に応じてその役割と性格を変えながら、人類の発展に大きく貢献してきました。…………そして

<21世紀の国際博覧会>  地球環境にやさしいライフスタイルの探求(問題提起型)
 みんなで未来を考える、という博覧会本来の開催意義を再確認するとともに、自然の浄化再生力の限度を超えて、人間の豊かさを追求してきたことを謙虚に反省し、人類と地球が末長く共存していけるすべ(術)を探求するという、新しい形の博覧会が期待されています